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仙酔峡仏舎利塔(熊本県阿蘇市) |
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仙酔峡仏舎利塔は阿蘇市一の宮町宮地の阿蘇山高岳の北麓に所在する。この仏舎利塔は大岡實が仏舎利塔の原始形式における全体の形を確実に知りうるとして、仏舎利塔のデザインのモチーフにしたストゥーパの四種の資料のうち、スリランカ(セイロン)の古都アヌダラプーラに所在するルアンウェリーの小ストゥーパをモチーフにしたものである。 |
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左の写真は阿蘇市一の宮町坂梨の県道265号線から見たところで左前方の中腹に白い仏舎利塔が見える
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ルアンウェリーの小ストゥーパをモチーフにしたものの中では最初の一番古い仏舎利塔になる
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1967年に落慶法要と相成った際には日本山妙法寺の藤井日達上人から「宝塔中の宝塔である」と賞賛された/また、日達上人の「今後これが仏舎利塔の基本になるであろう」との賛辞もあり、以後の大岡實の仏舎利塔作品の中では最も多いタイプとなっている
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構造は鉄骨鉄筋コンクリート造である
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正面に仏龕が無い状態で説法釈尊像が鎮座する
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右側面を見上げる
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左右と背面にはこんな形で仏像が置かれている
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左右、背面とも同じ形態である
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図面をクリックすると拡大されます |
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設計図/名称は阿蘇仙酔峡仏舎利塔となっている
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図面をクリックすると拡大されます |
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大岡實自筆の第1案(左)、第2案(右)/昭和37年5月16日の日付がある
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図面をクリックすると拡大されます |
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同じく第3案(左)、第4案(右)
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相輪部分詳細図(左)と大岡實自筆の敷地図(右)/敷地図には本堂の位置も記されている(しかし本堂は大岡實建築研究所の設計ではないようだ)/昭和37年5月16日の日付がある
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スリランカ(セイロン)の古都アヌダラプーラに所在するルアンウェリーの小ストゥーパ/大岡資料より
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鉄骨建て方中の写真が残っている。 |
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ドーム鉄骨建て方工事/大岡資料より
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これは山側から見たところ
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近寄って見たところ
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さて、仏舎利塔の左手には日本山妙法寺の本堂(道場)などが建っている。 |
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これが日本山妙法寺の本堂(道場)のようだ
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なお、この仙酔峡の北側にあたる阿蘇市一の宮町坂梨にも日本山妙法寺の本堂が建っていた。 |
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阿蘇市一の宮町坂梨は藤井日達上人の生まれ故郷である
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本堂/昭和18年建立という
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ここから正面前方の山腹に仙酔峡仏舎利塔が見えるのだが
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ここに当時の写真が残っている。 |
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竣工間近であろうか
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年月 |
西歴 |
工事名 |
所在地 |
工事期間 |
助手 |
構造設計 |
施工 |
構造種別 |
昭和38 |
1953 |
仙酔峡仏舎利塔 |
熊本県阿蘇市 |
昭和38 |
松浦弘二 |
松本曄 |
自営工事 |
SRC造 |
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より大きな地図で 大岡實建築研究所 建築作品マップ を表示 |
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