〜社寺建築☆美の追求〜 大岡實の設計手法
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大岡實建築研究所 |
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〜 大岡實建築研究所ホームページ開設にあたり 〜 |
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1900年生まれの大岡實は、1987年12月、87歳でこの世を去りました。
2012年12月、没後25年となりましたが、最近の建築界では、その名前を知る人が少なくなっています。
大岡實は、建築史家であり文化財研究の第一人者として、大きな業績を残しています。
また横浜国立大学、日本大学にて教鞭をとり、教育者としても大いに活躍していました。
それについては、ここで説明をする必要もなく、研究の分野また教育の分野で、十分な評価がされて、
現在の建築界では、大岡實に影響を受けた方たちが、たくさん活躍をなさっています。
また大岡實は、その分野だけではなく、建築家として社寺建築設計でも業績を残しています。 その設計活動の場が、大岡實建築研究所であります。
しかし、大岡實の設計活動については、残念ながら多くの方には知られていません。
大岡實が五十歳を過ぎてから設計をした、社寺建築の新築作品は100余りにのぼります。
その中には誰もが知っている神社、寺院が数多くあるのですが、大岡實の設計によるものとは気づかず
に参拝されているのが実情です。
大岡實建築研究所は、大岡實が亡くなった後も、建設が予定されていた建物の設計監理や、完成をした
建物の改修や耐震補強を続けて参りましたが、没25年を一つの区切りとして、もう一度大岡實の設計者
としての業績を、多くの方たちに知って頂くことを目的として、このホームページを立ち上げました。
一般のホームページとは違い、営業を目的とはしておりません。 各コーナーの文章は大岡實の業績
を分析するための論文形式となっております。
大岡實が設計をした新築建物を、写真と図面、また本人の記述文を基に分析を行い、そこに込められた
メッセージを一つひとつ拾い上げて、説明を試みています。
それら中から、共感頂けるものがございましたら、望外の喜びであります。
取り扱いました新築作品のお施主様、関係者の皆様には、ご迷惑をお掛けすることもあろうかと存じますこの場をもちまして、お詫び申し上げさせていただきます。
なお、ご覧頂いた皆様には、社寺専門用語や分かりにくい図面などが多くなっておりますが、私どもの
主旨にご理解をいただけますようお願い申し上げます。 |
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